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映画「崖の上のポニョ」

映画は2回観るものだなあ~とつくづく思います。
新年早々、まだ観ていなかった母親とふたりで観てきました。

昨年公開して間もなくこの作品を観にいきました。
公開当初から賛否両論あり、友人の間でも色々な意見がありそうな雰囲気でした。

まずは、あまり先入観を持たずに純粋に宮崎アニメを楽しもう。

率直な感想は、「良い!」「好き!」

色鉛筆で描かれたアニメーションの世界観も素敵だし、
突拍子もないストーリーと、勢いのある映像がとても私を元気にしてくれました。

映画を観た後に

「となりのトトロ」のような大人が観ても、こどもが観ても共通するような普遍的な世界観や
思想のようなものが感じられない。

わがまますぎ、奔放すぎるポニョに共感できない。

メルヘンな世界が強すぎ、何が言いたいのかわからない。

など、様々な感想が耳に入ってきました。

そういうこともあるのかもしれない。
頭で考えると、この作品から得られるメッセージは何だったのか、
ひとことで簡単には言えないかもしれません。

でも、この主人公は5歳のこどもなんです。
こどもの目線で考えたら、ポニョの世界観は全く別物になります。

子供のころに「桃太郎」や「かぐや姫」など
桃から生まれてくる人間がいるとか、竹の中に姫が入っているとか、
そんな設定をおかしいとも思わず、おかしいと思ってもその世界観に
どっぷり浸かり、繰り返し飽きることなくそのお話を聞いていましたよね。

私が、この作品を素晴らしいと思ったのは、
そんなこどもの想像力をかきたて、
こどもなりのお話を読み解く力を与えてくれる様な作品に思えたからです。

海の中の世界がどうだとか、デポン期の時代がどうだとか、
人間は汚れているとか、そんなことをひとつひとつ説明するのでなく、
こどもたちの想像力に任せていることに魅力を感じました。

それと、こどもに託しているという点では、
お話のクライマックスでも5歳の少年に大事な決断をさせているというところがあります。
5歳であっても、責任感も使命感もあります。
こどもであっても、大人には考えられないような力が備わっていると思います。
そんなこどもの力を感じさせてくれた、そんな風に私には思えました。
私には6人の姪と甥がいるので、現在4歳の姪もいますし、かつて5歳だった子たちとの
触れ合いを思い出すとそのこどもの力が理解できる様に思えました。


大人は自分が見たものに、何か意味を見つけようとするかもしれないが、
もし、この作品を観て、その意味が見つけられなかったとしたら、
小さなこどもに、この映画について何か質問された時に
その問いに対し、自分なりに想像力を持って自由に答えてあげるというだけで
いいのではないでしょうか。

2回観て改めてこの作品が好き!と思えたことが何より嬉しいです。


崖の上のポニョ 公式サイト

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