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2009年1月

映画『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』

ギリギリセーフで映画館で観ました。
知っている方もいるでしょうが、私はミュージカルが好きです。
幼い頃から「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」「マイ・フェア・レディ」「ウエスト・サイド物語」など映画で親しんできました。
もちろん本場NYのブロードウェイでもロンドンのウエストエンドでも舞台をいくつも楽しんできました。

その中でも私は芝居仕立てのものよりも、やはりダンス、特に群舞の迫力がある作品が好きなのですが、ミュージカル「コーラスライン」はその魅力を最大限に楽しめる作品だと思います。

この映画は、2006年に16年ぶりにブロードウェイで再演されることとなった
「コーラスライン」のオーディションの様子を撮ったドキュメンタリー作品です。
この作品に込められた初演に携わった人々の思い。
仕事を得る以上にこの作品に出たいと思う参加者たちの思い。
選ばれるのは、たった19名だけ。
踊れるだけでも、歌えるだけでも、演技が出来るだけでもだめ。

ドキュメンタリーに優る物語はないと思うのですが、
ひとつの作品を創り上げる人々の思いを初演当時の映像や
この名作を作った故・マイケル=ベネットの言葉などを盛り込み、
単なるオーディション映像に留まらない何かを私たちに伝えてくれています。

ミュージカルが苦手という人、まだ体験したことがない人。
そんな人もこのドキュメンタリーからスタートしたら、
少しはその面白さを感じることができるかも。

公式サイト↓
http://www.broadway-movie.jp/

3月27日にDVDが発売になるそうですが、
1985年に上映された映画「コーラスライン」も名作ですからそちらも是非!

野田MAP『パイパー』

Piper年始よりスタートした野田秀樹の新作の芝居「パイパー」を観に行きました。
昨年の「キル」に引き続き、一年のスタートに新しいお芝居を観ることができることはラッキーな気がしました。

ストーリーは、千年後の火星が舞台。
地球を住処にしていた地球人たちは、新たな希望の地を求め火星へと移り住む様になる。
そこは、私たち人間の希望に溢れる憧れの地であった。
そして、人間と共に移住した人間が作り出した“パイパー”。

パイパーは私たち人間を幸せにしてくれるために存在していた。
人間の暴力性、悪を吸い取り、平和をもたらしていた。
そして、私たちの幸福度を“パイパー値”と言われる数字で表す様になっていた。
昨日と変わらない生活をしていても、パイパー値が上昇すれば
「なんだか幸せになっている様な気がする。」と、いうのだ。

しかし、長い年月を経てその“パイパー”は、人間を不安と恐怖に陥れる存在となっていった。
かつて、希望に満ちあふれていた土地は殺伐とし、
そこには幸福なんて存在していないようだった。
そんな時代に懸命に生きる二人の姉妹と周りの人々。
歴史の中に学ぶべきものはあるのだろうか。
その中で彼らが見つけたものは何であったのか。

二人の姉妹役が、宮沢りえと松たか子。
以前から二人の舞台は予想以上に良く、私的にも期待度が高かった。
その期待を裏切られることなく二人はパワフルに繊細に演じきっていました。
あの細い身体のどこにそんなエネルギーがあるのかと信じられない様な気持ちです。
だから、舞台はおもしろい。
スクリーンやテレビの中では感じることができない
役者さんたちの生命感というのか、
そのエネルギーを感じることができるのです。

今回の作品は、今までの中でも比較的わかり易いのではないでしょうか。
以前よりも言葉数も割と少なく、無駄にいじりすぎてないような。
でも、今回の作品は、とても大事なことを私たちに投げかけているし、
ストレートに伝える強さを感じました。

でも、私は無駄も好きだし、予測不可能な野田秀樹の演技も好きです。
今回は控えめだったのでちょっと残念。
でも、千秋楽近くにもう一度観る予定なのでちょっと演出が変わってくるかも
しれませんからね。楽しみです。

本当に大切なものは目に見えないのだと思う。
ましてや、幸せを数値で表そうなんて一部の人間のエゴにしかすぎない。
その数値に翻弄されている正に現代の私たち。
自分自身を見失わずに生きていきたいものです。

当日券もあるようですよ。
詳しくはこちらまで↓

http://www.nodamap.com/en/piper/

映画「崖の上のポニョ」

映画は2回観るものだなあ~とつくづく思います。
新年早々、まだ観ていなかった母親とふたりで観てきました。

昨年公開して間もなくこの作品を観にいきました。
公開当初から賛否両論あり、友人の間でも色々な意見がありそうな雰囲気でした。

まずは、あまり先入観を持たずに純粋に宮崎アニメを楽しもう。

率直な感想は、「良い!」「好き!」

色鉛筆で描かれたアニメーションの世界観も素敵だし、
突拍子もないストーリーと、勢いのある映像がとても私を元気にしてくれました。

映画を観た後に

「となりのトトロ」のような大人が観ても、こどもが観ても共通するような普遍的な世界観や
思想のようなものが感じられない。

わがまますぎ、奔放すぎるポニョに共感できない。

メルヘンな世界が強すぎ、何が言いたいのかわからない。

など、様々な感想が耳に入ってきました。

そういうこともあるのかもしれない。
頭で考えると、この作品から得られるメッセージは何だったのか、
ひとことで簡単には言えないかもしれません。

でも、この主人公は5歳のこどもなんです。
こどもの目線で考えたら、ポニョの世界観は全く別物になります。

子供のころに「桃太郎」や「かぐや姫」など
桃から生まれてくる人間がいるとか、竹の中に姫が入っているとか、
そんな設定をおかしいとも思わず、おかしいと思ってもその世界観に
どっぷり浸かり、繰り返し飽きることなくそのお話を聞いていましたよね。

私が、この作品を素晴らしいと思ったのは、
そんなこどもの想像力をかきたて、
こどもなりのお話を読み解く力を与えてくれる様な作品に思えたからです。

海の中の世界がどうだとか、デポン期の時代がどうだとか、
人間は汚れているとか、そんなことをひとつひとつ説明するのでなく、
こどもたちの想像力に任せていることに魅力を感じました。

それと、こどもに託しているという点では、
お話のクライマックスでも5歳の少年に大事な決断をさせているというところがあります。
5歳であっても、責任感も使命感もあります。
こどもであっても、大人には考えられないような力が備わっていると思います。
そんなこどもの力を感じさせてくれた、そんな風に私には思えました。
私には6人の姪と甥がいるので、現在4歳の姪もいますし、かつて5歳だった子たちとの
触れ合いを思い出すとそのこどもの力が理解できる様に思えました。


大人は自分が見たものに、何か意味を見つけようとするかもしれないが、
もし、この作品を観て、その意味が見つけられなかったとしたら、
小さなこどもに、この映画について何か質問された時に
その問いに対し、自分なりに想像力を持って自由に答えてあげるというだけで
いいのではないでしょうか。

2回観て改めてこの作品が好き!と思えたことが何より嬉しいです。


崖の上のポニョ 公式サイト

映画「おくりびと」

昨年、劇場で観た映画の中でもっとも心に残った作品の一つとなりました。

これは、間違いなく人に薦められる映画です。

主演の本木雅弘のこころの動きが、彼の所作ひとつひとつに現れていて
ことばを多く語らずして演じることのできる俳優であることを改めて感じました。

舞台となっているのは、東北、庄内平野の山形県酒田市。
東北という地の力も十分に作品の良さに現れている。
閉鎖的な風土、死というものを目の前にして人々の冷たくなった心、
それを決してメジャーではない納棺師という職業を通して、
天国へ送り出す彼らの心のこもった儀式を目の前にして、
春の雪どけのように、人々のこころがほどけていく。

すべてが終わったときに、先ほど納棺師に対し悪態をついていた家族が
「ありがとう。」とひとことを伝えにきてくれる。

人々に理解されようが、されまいが、感謝されようが、されまいが、
自分自身の行いに信念があればそれは必ず最終的には人へ伝わる。

こんな風に家族を送り出すことができたらいいなと思う。
旅立つ人への想い、残された人々の心の整理もしっかりとすることができる
様に思う。

納棺師の仕事を目の前で見ることが出来たら、
きっと、人の死にたいして語り合える家族になれるような気がしました。

まだ、一部上映している映画館もありますので是非足をお運び下さい。

公式サイトはこちら。

あけましておめでとうございます。

新年2009年のスタートですね。
年賀状より友人の結婚の報告を受けたり、子供の成長をみたりと
新鮮な気持ちにさせてくれるのがお正月らしくていいですね。

さてさて、12月は一度も記事を載せずさぼってしまいました。
というか昨年は後半以降あまりこのブログに力を注がずにきてしまいました。
読んでくれている方もちらほらいるのに、、、申し訳なく思っています。
と、反省から入る新年のスタートですが、
のんびりとマイペースにやらせて頂こうかなあ~と思ってます。

また吉祥寺情報もたまってきているので、随時紹介させて頂きます。

今年もよろしくお願いいたします。

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