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野田MAP『キル』

皆さんはお芝居を観に行きますか?
私の周りは比較的観に行く人が多いのですが、それでも私の友人のうち2割程度に留まるかもしれません。
その理由はいくつかあるだろうし、人それぞれかもしれませんが大体こんなかんじでしょうか。
・料金が高い
・難しそう
・何を観たら良いかわからない
・きっかけがない

一番の問題は『料金が高い』です。他の三つは興味さえ持てば、映画を観るように気軽に足を運べると思います。ただ、『料金が高い』とその気軽さも消え失せてしまいます。
その為、私も本当に興味がある人しか誘うことができません。何しろ面白いという保証がないですから・・・

Kiruそんな中、今年初のお芝居を観に行ってきました。
昨年12月から始まり、1月31日まで上演されていた、
野田MAP『キル』 
脚本・演出 野田秀樹 
出演 妻夫木聡 広末涼子 勝村政信 高田聖子 山田まりあ 村岡希美 高橋恵子 野田秀樹

94年に野田MAPとしての初作品。今回が再々上演となる。
モンゴルの英雄チンギスハンの侵略と制圧の史実を、ファッション業界のブランドの攻防に見立てたもので、そこには「愛と嘘」「生と死」「流行と衰退」「本物と偽物」…など普遍的なテーマを多くの言葉と共に役者たちの全身の動きから我々にどんどんと投げかけてくる。
野田の作品のおもしろいところは、ひとつ、言葉の面白さにある。
『キル』という題名を聞いて何を想像するだろうか。
切る、着る、KILL、生キル、、、多くの意味を持つその言葉を普遍的なテーマへと繋げて行くプロセスは観る者を圧倒し、感動させる。
そして、もうひとつおもしろいところは、舞台美術にある。
具体的なモノを使って具体的なモノを見せるのではなく、抽象的なモノをつかって具体的に見せるのである。
さっきまで、家具として置かれていた椅子が家の壁となり、ドアとなる。
一枚の布がモンゴルの青い澄み切った空であったかと思うと、母親の胎内の海となる。
それは、観る者の想像力をかき立たせ、そして、客席と舞台との隔たりがなくなる瞬間でもある。

そんなおもしろさを感じたら、もうやみつきです。

今回はルームメイトの高校時代のお友達で村岡希美さんという方が役者さんをやっていて、今回の『キル』に出演するということもありさらに楽しみでした。村岡さんは、以前野田作品の『贋作 罪と罰』にも出演していてその時も観に行きました。
まあ、何にしても今回は大好きな妻夫木くんが初舞台を経験するというのですから是が非でも観たかった訳なのですが、彼は頑張ってました。私が言うのもなんですが、声もことばもしっかり伝わって来ていたし、体も動く動く!しっかり作り上げて来たんですね。若干、声を張る時に台詞が乗っかっているような、演技してるな〜って我に帰ってしまうことがありましたが…まあ、でも初舞台ですから、これからです。是非これからも舞台をたくさん経験してもらいたいです。
広末涼子については割愛させて頂きますが…勝村政信や高田聖子に関して言えば、さすが!のひとことです。
舞台人としての余裕と存在感がありまくり。そして、野田秀樹は相変わらずの動きと体の柔らかさに「あなたいくつ?」と聞きたいくらいです。

今年はじめの舞台としてはとてもステキな時間を過ごせました。
興味がある人は是非ご意見を。
ちなみに今回は渋谷Bunkamuraにて9500円でした。高いですよね。
でも、仕方ないのかな〜。気軽に観ることが出来ないのが本当に残念です。
まあ、次回も私は観に行きますが。。。

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