KUKSA(ククサ)
今日は、ベランダご飯でも度々登場している木製のカップの紹介。
フィンランドのラップランド地方の伝統的なマグカップ、KUKSA(ククサ)です。これは、白樺の瘤(こぶ)で作られ、ひとつひとつがハンドメイドなので木目の模様の出方や形が少しずつみんな違います。
フィンランンドでは、親から子へプレゼントし、こどもの頃はミルクやスープを、大人になるとコーヒーやウォッカなどなど。一生もののマイカップだそうです。そして、プレゼントするとその相手が幸せになるといわれています。大切な人へ、その人の幸せを願って贈ることができるなんてステキですよね。
と言っても、私は神戸にて自分用で買って来ちゃったんですけどね…。でもね、このKUKSAはとても気に入ってます。ぽってりとした木の丸みと持ち手部分も指になじみ、木の温もりが伝わってくる様です。温かい飲み物を入れても熱くならないので本当に小さいこどものでも安心です。
お手入れは、洗剤は絶対に使わずお湯でさっと洗うだけです。乾燥には弱いのでたまにオリーブオイルを全体に塗るとひび割れも防ぐくことが出来、艶も戻ってきます。
幸せを願って大切な人へ贈り、一生ものとなるKUKSAは、ものを大切に使うということを生まれた時から自然に身につけることができるものなんですね。
そういえば、北欧の国々には『自然享受権』というのがあるそうですね。内容は、森の所有者が例え王様、国、企業、個人のものであっても、人々は自由に森の中に入ってブルーベリーを摘み、キノコ狩りやハイキングを楽しめ、1日なら許可なくテントを張って野宿できるというものだそうです。この慣習があることで、人々はいつでも、どこでも、自由に自然に触れることができるというわけです。もちろんプライバシーの侵害や動物への危害の禁止やゴミの持ち帰りなどきちんとルールを守ることが義務づけられていますが、こどもの頃『森のムッレ教室』という自然教育もされるそうです。
そうかぁ、だから映画『かもめ食堂』の一場面で、主人公たちに向かってフィンランド人の青年が「ここには、森がありますから。」と、当たり前の様に言う台詞があるんだなあって思いました。その時は、森なら日本にもある・・・って思ったんだけど、森と人との距離感が違うんだろうな・・・。そんなことも思い出したりしました。
こんな風に色々考えると、人は自然と共に生きていて、自然に対する恐れとか、自然の恩恵への感謝そして自然に対しては畏敬の念を持って生きているということ。そのことは他人や他国に対する謙虚さにつながっていくんだろうなって、だからひとつのカップを一生大切にするんだろうなって・・・そんなKUKSAはやっぱりすごいなって思います。
実は、先週、屋久島へ行ってきたんですよ。
もちろん、登山時間10時間という縄文杉登山もしてきました。
そのことはまた改めてご紹介しますが、自然の中に身を置くとやはり色々感じることが多く、とてもすごい旅をして来たと改めて思いました。
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コメント
やっと見れたよ!! ベランダでご飯なんて素敵だね~ 羨ましい
それに比べて我が家は
引越して6ヶ月経つのにダンボールが片付かないんだよね。
詳しい話は会った時ね
(とにかくセンスの欠片も無い家になりそうです。)
投稿 hane | 2007年9月23日 (日) 04時06分
見てくれてありがとう〜。
新居への引越はなかなか楽しいけど大変だよね。
まあ、楽しみながら気楽にやりましょう。
落ち着いたらおうちに呼んでね!
待ってるよ!
投稿 管理人cuna | 2007年9月23日 (日) 21時56分