西への旅・尾道1
広島の旅、次なる舞台は尾道へ。
尾道へは6度目の訪問。初めて訪れた時も母と一緒でした。
尾道では必ず人との出会いがあります。
一度目は多分学校の先生をやっていたんだろうなあっておじいさんに千光寺山までいろいろな説明と共に案内してもらい、ひとり旅だった二度目の時は、坂の上にある自分の家までは123段の石段があるというおじいさんにはまたまたお寺を案内してもらい『女の子一人歩きは危険だからね…』と注意してくれました。それから、尾道市役所の方々やお好み焼き屋を紹介してくれた喫茶店で知り合ったおばちゃんなど…
毎回、尾道で過ごして感じることは尾道の人は本当に尾道が好きなんだということです。
尾道は観光地です。何度となく映画の舞台にもなり、瀬戸内海の独特の地形や山の中の寺社巡りなどみどころがたくさんあります。でも、ここは作られた観光地ではなく生活感がたっぷりある観光地なのです。商店街を歩いたり喫茶店で休憩したりしていると地元の人たちにまじっているような感じがします。
ここ尾道は10年前とはちょっと風景が変わりました。
昔は駅前はそれほど広い空間ではなくバスのロータリーで埋っている様な雰囲気でしたが、今や道路が整備され駅前から海側まで広い空間が出来ています。特に港側のちょっと暗い地域は整備されて、船着場にある階段状の雁木と呼ばれるものは、一切なくなってしまいました。雁木は、岸壁と違って潮の満ち干による水面の上下に係わらず昇降や荷役が出来るので昔は多く残っていたそうです。鞆の浦にはその貴重な雁木が一部残っていました。
↓『艮神社』
しかし、山側の風景は10年前とさほど変わっておらず、ちょっとした小道に迷い込んでしまうかと思えばさっき通った道へまた出てしまったりと、何度歩いても迷う楽しさが味わえます。
そんな迷い道の中私が好きな場所がふたつあります。
それは千光寺公園へのロープウェイの麓にある『艮神社』と高台にある『御袖天満宮』です。
艮神社には大きな楠があることとお寺とは違った静寂感がたまらなく気持ちがいいのです。
御袖天満宮は映画『転校生』で主人公ふたりが転げ落ち男と女の身体が入れ替わってしまったという階段がある所です。ここは、とにかく気持ちがいい!階段の一番上で座ってみればわかります。今までの疲れが嘘のように癒されます。行ってみた人だけが味わえる特権です。
そして、尾道と言えば『猫』。のら猫なのか飼い猫なのかわかりませんが所々で出会います。でも、十年前から比べると減ったかな?それでも自由気ままに散歩する猫の姿は健在です。
それに比べて野良犬が増えた様です。道案内をしてくれる名物になっていた『どびん』という名の犬には今回出会いませんでしたが、『野犬がでますのでご注意下さい』という張り紙を数カ所で見ました。ちょっと山奥の方は夕方以降は行かない方がいいかもしれませんね。
それにしても、『どびん』という犬も以前飼い主が引っ越しの際に捨てていった様で、私が10年前に来た時も同じ理由の野良犬の話を聞きました。人間が捨てて行った犬たちは野犬となり、やがて人を襲う・・・そんな似た様な漫画が昔ありました・・・心ない人は動物を飼う資格はないですね。大きな問題になっていないといいのですが・・・
こんな風に町を散策しながらいつも楽しんでます。
続きはまた・・・
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